夏から秋への体調管理でお肌も元気に
紅葉も見ごろとなり秋本番!とても過ごしやすい季節となりました。
夏の強い日差しから心地よい日差しに変わってきたのに身体が本調子でないかも?と感じている方はいませんか?
①身体がだるい ②ぼーっとする ③化粧品の浸透がいまいち ④メイクのノリが悪い
この4つに当てはまる方は注意が必要です。原因を見つけ正しいお肌と身体のお手入れを考えましょう。
秋に現れる身体とお肌の不調の原因は?
■猛暑を乗り越え疲れた自律神経
身体がだるくてやる気がおきない原因は自律神経の乱れによるものです。通常、自律神経は、高温多湿の気候であっても体は水分量や体温を一定に保ってくれます。つまり外気温が変化しても体温は常に36度をキープ出来るように自律神経によって調節されているのです。しかし、夏場の冷房による冷えは首筋、肩の体温を下げ自律神経に負担をかけます。また、室内、屋外を行き来することでの温度変化、睡眠時間や食事時間の乱れ、冷たいものの取り過ぎや水分過多による栄養の偏りなどなどの夏の負担がそのまま残ることにより秋にも疲れが残ってしまいます。
■強い紫外線に浴び続けた夏の肌
太陽光線に長く当たり続けていると、肌が黒くなり硬くゴワゴワするのを感じていませんか?肌は有害な紫外線から身体を守るための防御反応があります。脳は肌に大量な紫外線を浴びていると感じた時に、表皮の一番下にある細胞(メラノサイト)に指令をだします。指令を受けたメラノサイトはメラニン色素を出すことで、体の内部に紫外線が入らないように細胞を守ります。その後、メラニン色素を持った細胞はターンオーバーで外へ外へと排出されていきますが、加齢などによりその日数が遅くなると、なかなか剥がれ落ちていきません。この為いつまでも肌は黒くなってしまいます。また、生活環境や食生活の乱れ、発汗による角質の劣化(隠れ乾燥)などの夏のトラブルが残っていると秋になってもお肌にゴワゴワした感触が残ってしまうのです。
夏のトラブルを改善するには?
夏のトラブルを改善し秋を元気に過ごすためには
①体を温めること ②生活の環境を整えること ③弱った角質のケア ④ターンオーバーの促進の4つのポイントを押さえましょう。
①しっかり体を温める
体温を一定に保つ働きのある自律神経の乱れを正常にしていきます。一日の冷えを取り除く為にも寝る前の入浴時には首まで温めて下さい。
②早寝早起きを心がけ、規則正しい生活を心がけましょう。
ラジオ体操やウォーキングなどで少し体を動かしてみると気分転換になります。
③普段のお肌のお手入れをゆっくり、たっぷり、丁寧に
化粧水を手の平が吸い付くまで何度も重ねてつけましょう。その後水分を逃がさない為に保湿ローションをしっかりお肌になじませ、最後に乳液で皮脂膜を作り弱った角質をケアしましょう。
④バランスの良い食事を心がけましょう
健康なお肌は健康な身体から。正しい食生活で代謝を促進しターンオーバーを正常に導きましょう。
株式会社イプセン
1986年創業。化粧品メーカーとして自社ブランドの化粧品、医薬部外品、健康補助食品、ヘアケア・ボディケアなどの企画・開発・販売を行う。またフェイシャルケアショップBeHouse(ビ・ハウス)(自社商品を使用した独自のフェイシャルエステを提供)を直営並びにフランチャイズ、取扱代理店を含め全国に50店舗以上を展開。