冬のお肌の乾燥対策！！
冬のお肌の状態は？
冬になると顔の肌だけではなく、身体もかゆくなるほどカサカサになってしまいます。乾燥は肌トラブルの原因です。肌がどうなっていくかというと、硬くなり、角質層のモチモチ感がなくなり、かさかさした感触に変化します。このトラブルがメラニンを増やし、しみの原因となっています。
肌荒れ、粉ふき、ひどい場合は皮むけの状態が続きます。角質に水分が足りなくなると硬くなり毛穴が広がります。逆に毛穴がふさがり皮脂詰まりの状態になる場合も。そうなると詰まった皮脂が酸化し黒ずみとなってしまいます。その皮脂詰まりが原因でニキビが発生します。
冬のお肌の乾燥の原因は？
なぜ冬にお肌は乾燥するのか？ 答えはずばり『加齢です。』実はお肌の乾燥というトラブルは一年中起きていますが、冬は空気が乾燥するのでお肌のトラブルを感じやすく「乾燥している」と感じやすいだけなのです。
子供の頃のお肌はぷりぷりもっちりで、お手入れをしなくてもよかったと思います。が、年齢を重ねるにつれてお肌のトラブルが増えてきていませんか？それは、角質層にあったはずの水分と脂分を保持する力が年齢とともに衰えてきているからです。
年齢を重ねたお肌には水分と脂分が足りないので、毎日のお手入れが必要になってくるのです。冬場は空気が乾燥するので、もともと保湿が足りていないお肌はますます水分や脂分を奪われ、「冬は乾燥する」と感じてしまうのです。つまり、冬だから乾燥するのではなく、冬は肌が乾燥しやすい環境にあるといえます。
その環境の一つは汗の減少です。気温が低くなることで汗をかかなくなります。また、冷たい風によって毛細血管が縮み、体の温度を暖かく保とうとし、肌の低温をほったらかします。最近では皮膚の温度が28℃を下回ると皮膚からの水分の蒸発が激しくなるという報告が注目されているそうです。
冬のお肌の乾燥を乗り越えるには？
お肌のために大切なことは、お手入れのほかに肌の温度を下げない工夫です。まずは、お肌にあたる風に注意してあげてください。今はマスクをつけていますのでだいぶ肌の温度の低下は防げているかと思います。が外へ出る前に暖かい部屋でマスク、マフラーを着用し、フードなども活用するのがお勧めです。手袋も体温を下げないためには必要ですね。
水分、脂分を保持する力が衰えているのですから、毎日のお手入れでは意識して水分を入れてあげてください。そのうえで保湿のローションや乳液、クリームでなるべく保湿が維持できるようにしてあげましょう。
株式会社イプセン
１９８６年創業。化粧品メーカーとして自社ブランドの化粧品、医薬部外品、健康補助食品、ヘアケア・ボディケアなどの企画・開発・販売を行う。またフェイシャルケアショップBeHouse(ビ・ハウス）（自社商品を使用した独自のフェイシャルエステを提供）を直営並びにフランチャイズ、取扱代理店を含め全国に５０店舗以上を展開。
